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代表取締役
佐藤 文弘


ビーフラットの佐藤 文弘です。よろしくお願いします。

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  1. 「オルカ」幻の味 八千代のTボーンステーキ
  2. 名妓連「豆香さん」にお酌をしてもらいました

2008年03月18日

「オルカ」幻の味 八千代のTボーンステーキ

オルカ

先日、マルディグラでビステッカ(フィレンツェ風ステーキ)を食べたとき、
NYの「ピータールーガー」を思い出したと書いた。
「マルディグラでステーキをいただく」
実はそのとき同時に「八千代」のTボーンステーキを懐かしく思い出していた。

 「八千代」は昭和10年~昭和63年まで錦(名古屋市中区)で営業していた、
名古屋を代表するとんかつの名店であった。
特にヒレカツは名物で、かたまりのまま低温でじっくり揚げてから、
一口大にスライスして出す。
衣はカリっと揚がっているが、肉の中心部はピンク色で、
かむと肉汁がじわっと出る逸品であった。
八千代は店の奥にもう一軒別の棟があって、
そこがステーキレストランになっていた。

そこで、生まれて初めて私はTボーンステーキを食べた。
トマトときゅうりのサラダに付け合せはフライドオニオンであった。
社会人になったばかりの小生、まともなステーキも食べたことすらないのに
いきなり500gのTボーンステーキ。しかもお肉が大変おいしい。
そのとき以来、ステーキは「八千代」に限ることになった。

八千代は惜しまれて閉店した。
それから20年たったが、実は八千代のとんかつ、ステーキは、
丸の内東急イン1F「オルカ」にそのままうけつがれて今日にいたっている。
「オルカ」でとんかつは何回かいただいたが、
Tボーンステーキは八千代以来まだ食していない。

2月22日、オルカのTボーンステーキにチャレンジした。
まことに残念なことに、T型の骨は狂牛病の関係ではずしてあった。
Tボーンステーキとは、T型の骨をはさんで片側にヒレ、
もう片側にサーロインがある状態でカットされた贅沢なステーキのこと。
T型の骨がなくてはTボーンとは呼べないのでは、と思ったが
味は同じなのでよいことにした。
産地は聞かなかった。赤身のやわらかくてジューシーで、
噛めば味のあるおいしい肉であった。
昔と同じようにサラダとフライドオニオン、フライドポテトが付け合わせだった。

Tボーン

Tボーン

ステーキは文句のつけどころのないおいしさだったが、
自分の中でふくれあがっていた期待が大きすぎて、
全体の印象はやや拍子抜けするものだった。
昔のあこがれの女の子に同窓会で何十年ぶりに会ったような感じでしょうか・・・

肉好きの人にはおススメします。
(Tボーンステーキ 500g 15,000円)

kanban2.jpg

*/---------------------- Shop Data-----------------------/*

   「オルカ」
   名古屋市中区丸の内2-17-18
   名古屋丸の内東急ホテル1F
   TEL 052-201-1009
   6:30-9:30 11:30-14:00、17:00-22:00(オーダーストップ21:30)

*/------------------------------------------------------/*

2008年03月11日

名妓連「豆香さん」にお酌をしてもらいました

mamekasan2.jpg

2月21日、昨日までの寒さとうってかわって3月下旬のポカポカ陽気の一夜、
生まれてはじめての体験をした。

この日私が所属する団体の例会のあと、料亭「蓬莱」にて懇親会を行った。

その席に名妓連のきれいどころに来て頂いた(芸妓さん4名 地方【ぢかた】1名 計5名)。
芸妓さんに目の前出会うのも、もちろんお酌をしてもらうのもはじめての体験で、
最初はどこを見て良いやら、ドキドキして大変でした。

役員の挨拶のあと、お姐さんたちが座敷に入ってきて、ビールをついでくれ、乾杯。
その後食事をするのだが、お姐さん方がお酌をして回る。
日本髪に着物、おしろいで真っ白のお化粧。
宴もたけなわの頃、お姐さんたちが三味線と歌の伴奏で
何曲か踊りを披露してくれた。

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中でも「金のシャチホコ」というパフォーマンスが名妓連の名物とのこと。

shyachihoko.jpg

一緒に写ってくれたのは、豆香さんという芸妓さん。
楚々として、おしとやかな雰囲気でお酌をしていただき、
一言、二言お話をするだけで、天にも昇る感じ。
メンバー50人ほどの宴会だったが、中には芸妓さんと顔なじみの人もいて、
大いに盛り上がっていました。楽しいひとときでした。

enkai1.jpg

豆香さんと、千社札はこちら。
mamekasan1.jpg

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なお、「蓬莱」はこの2月末で75年の歴史に幕を閉じて閉店とのこと。
またなつかしい昭和の思い出がひとつなくなります。・・・残念。