Profile

プロフィール

代表取締役
佐藤 文弘


ビーフラットの佐藤 文弘です。よろしくお願いします。

Calendar

2016年03月
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

Recent Entries

  1. 山の上ホテル
  2. 銀座高級クラブ訪問記
  3. エレキの若大将

2007年10月29日

山の上ホテル

御茶の水駅を降りて駿河台下の方へ歩いていくと
右手に新築なった高層ビルの明治大学本館がある。
その横の路地を入り坂を上った丘の上に
山の上ホテルが建っている。
建物は昭和12年、ホテル創業は昭和29年という。
DSC01451-s.JPG
本館・別館合わせて74室の小ぢんまりしたホテルだ。
クラッシックな作りのホテルは
作家達が創作の場として利用していることで有名だ。

私は20年ほど前から東京出張の時はこのホテルを利用している。
年に2~30泊するので、4~500泊したことになる。
昨年4月に別館6Fが遅まきながら
禁煙フロアになったので、
それまでは本館に泊まっていたが
今は別館のデラックスシングル(セミダブルベッドを1人で使う)
に泊まっている。

以前に作家さんが使うので有名な
本館の和室にベッドを置いた部屋に泊まったこともあるが
馴染めなかったのと、
一夜だけ夜中に天井をネズミが走り回って
目が覚めてしまった苦い経験がある。

何年か前に常磐新平が「山の上ホテル物語」を
出版して、このホテルの魅力は
彼があますところなく伝えているので
今さら私が語る程のことではない。

そんなに広い部屋でもないし、なにしろ建物は古い。
しかしメンテはキチッとされていて、掃除も行き届いている。
lobby.jpg
真心を込めて用意をしてくれている感じがする。
1人で泊まる時は、私にはベストホテルである。
(家内と泊まる時はウェスティンをネット割引でとることが多い。
 山の上に2人で泊まるのと料金は変わらず、
 広くて豪華だからだ。)
DSC01472-s.jpg

ホテルへ向かってトボトボあるいていると
ボーイさんがめざとく見つけて走って寄ってきて
カバンを持ってくれる。
部屋にはいるとすぐに
メイドさんがお茶とデザートを持ってきてくれる。
他のホテルにはない、きめ細かいサービスが心地よい。

このホテルの良いところは食事が美味しいことだ。
天ぷらがことに有名で、
このホテル出身の店は「楽亭」「近藤」「深町」などの有名店がある。
山の上の天ぷらは大変美味しい。
コースよりお好みをお勧めするが、
結構いい値段になるのはいたしかたないところ。
(メニューは写真で)
menu.jpg

朝食が美味しい。
本館のラヴィでの洋朝食も絶品だが、
天ぷら山の上でいただく和食が大変美味しい。
breakfast.jpg
最近は温泉旅館に泊まっても
朝食は前日に用意されたものが多く、
ご飯など炊きたてでないことが多い。
このホテルを見習ってほしい。

唯一苦言を呈するとすると、
このホテルは喫煙に大変甘い。
ロビーなどいまだに禁煙になっていない。
天ぷらのカウンターはさすがに今は禁煙のようだが
改善してもらいたい。
それとバスルームのアメニティが少々プアかな?
別館デラックスシングル(禁煙)朝食付、16,000円である。

これからも愛用するつもりである。
従業員の皆さん、いつもありがとうございます。
それと有り難いことに、
盆、暮れに美味しいお菓子を送って頂く。
それと素晴らしい写真のカレンダーも
重ねてありがとうございます。

2007年10月18日

銀座高級クラブ訪問記

10月某日、Kさんと銀座玉亭という
カウンターと椅子席で
気軽に会席料理がいただける店で食事をした。
料理はいづれも素晴らしいが、
最後の手打ちそばがおいしい。
また抜群のスタイルと美貌の女将のサービスも素晴らしいのだが、
今回はその紹介ではない。

DSC01420-s.jpg
食事の後、Kさんと銀座の高級クラブに行こうという話になった。
なんとか8丁目の「0」というクラブに入ることができた。
黒服のお兄さん達がうやうやしく我々を迎えてくれる。
席に案内され、しばらく待つと
綺麗なお嬢さんが席についてくれた。
DSC01447-s.jpg
スコッチのボトルを入れて水割りを作ってもらう。
飲みながらたわいもない話をして時を過ごす。
男なら憧れる銀座のクラブだが、
煎じ詰めて言うとそれだけのところである。

しかし一大産業として脈々と続いているわけで
何かとてつもない魅力があるに違いない。
つぎこんで身上つぶす人やら、
公金を使い込んで手が後ろへ回る人やら
そういう話は尽きない。
何が魅力なのだろう。
何か偉くなった様な気分になるのだろうか。
私には今のところ納得のいく理由は見つかっていない。
ただ何となくホンワカとした気持ちになれることは確かだ。
勘定は、ボトルを入れて2人で12万円。
しびれた。
ちなみに噂のロマネコンティはメニューには150万円とあった。
DSC01446-s.jpg

2007年10月05日

エレキの若大将

この夏休み、NHKの衛星放送で、
加山雄三の若大将シリーズを4作放送していた。
4作全部録画して見たが、
私が小学生のころ劇場で見たのは「エレキの若大将」で
これは放送されなかった。
DSC01486-s.jpg

NETで記録を調べると
(出演者、あらすじなど詳しい紹介もあるので
ぜひ調べて欲しい)
1965年12月「怪獣大戦争」(ゴジラ物)と併映された。

母の実家の近くの新川キネマ(旧西春日井郡新川町)で
正月にいとこ達と見たのだろう。
当時12歳であった。
ゴジラの記憶は全くないが
「エレキの若大将」は記憶の断片が残っている。

この映画が見たくて、
アマゾンで若大将シリーズ全18巻を買ってしまった。
全部見たがやはりエレキの若大将が
シリーズ中ベスト1ではないか。

この映画は青春痛快コメディーだが、
加山の唄をふんだんに盛り込んだ音楽ショーでもある。
日光戦場ヶ原で星由里子とデュエットで唄った
「君といつまでも」は強く印象に残っている。
寺内タケシとブルージーンズも出演していてカッコイイ。
DSC01488-s.jpg

サラリーマン時代の大先輩に金子さんがいる。
慶応で加山雄三と同級生だったという自慢話を
いつも聞かされたことを懐かしく思い出す。
ちなみに橋本龍太郎元総理大臣も同級生だそうだ。

約1ヶ月かけて全巻見たが
青春時代の甘酸っぱい気分に浸れた1ヶ月だった。