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佐藤 文弘


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  1. SATOのJAZZ入門(3)”Getz/Gilberto”
  2. SATOのJAZZ入門(2)”I’m a fool to want you.”

2008年07月18日

SATOのJAZZ入門(3)”Getz/Gilberto”

今年も耐え難い真夏の猛暑がやってきた。
歳と共にますます体に辛く感じるようになった。
夜になってもさして気温が下がらず寝苦しい夜を過ごすことになる。
子供の頃、家族みんなで蚊帳をつった中で一台の扇風機の作る生ぬるい風のなか寝るのだが
眠れなくて困った夜を思い出す。
もっとも今はエアコン入れっぱなしという技があるので不眠に悩まされることはなくなった。

 そんな真夏の夜にふさわしいのがジャズとボサノバが融合した一枚、”Getz/Gilberto”だ。
1963年に世界中で大ヒットした。
Getz/Gilberto

スタン・ゲッツはこれでビバリーヒルズに御殿を建てたそうだ。
ゲッツはもともとジャズの西海岸派の名手で、
ソフトでメローなサウンドで一世を風靡したプレイヤーだが、
このサウンドがボサノバととてもマッチしている。
アストラッド・ジルベルトのささやくような歌声もいかにもけだるい感じがする。
キンキンに冷やしたカクテルにぴったり。私はよく冷やしたビール党だが。

 この夏はボサノバで暑さをしのいでください。
じつはこのアルバムを取り上げたのは
ボサノバ気分を満喫できる以下3枚のCDを紹介したかったからである。
個性ある3人の歌姫の歌をお聴きください。

“Duos Ⅱ” Luciana Souza
Luciana Souza<br />

“Imagina;Songs of Brasil” Karrin Allyson
Karrin Allyson

“Bossa Nova Stories” Eliane Elias
Eliane Elias

2008年07月16日

SATOのJAZZ入門(2)”I’m a fool to want you.”

車を運転していてなにげなくNHK-FMを聞くとトランペットのフレーズがさっと耳に入ってきた。
ただちにアート・ファーマーとわかる。
独特の柔らかい音色、押さえた表現の中にエモーションを込めた演奏、
まさにいぶし銀。
トランペットといえば輝かしい音でばりばり吹きまくるのが良いというイメージ。
若きルイ・アームストロング、ディジー・ガレスピー、
クリフォード・ブラウン、フレディー・ハバード。
そのラインとは全く異なるアプローチで良さを表現しているのがアート・ファーマーといえる。
(某M・Dは下手なのでミュートでごまかしていたが・・・)

 アート・ファーマーの最高傑作は、学生時代の私の最愛聴盤でもあるのだが、“ART”である。
トランペットにピアノトリオ、いわゆるワンホーンの作品である。
B面3曲目が”I’m a fool to want you.”である。
トランペットによるジャズ・バラードの白眉といえる。
ジャズの素晴らしさ、真髄を一聴にして感じられる一曲、一枚だと私は考える。
是非聞いてください。

50~60年代の名盤といわれるなかでは
名手トミー・フラナガンがピアノを弾いているものが目立つがこのアルバムもその一枚。
アートファーマー


 ちなみにFMで流れていたのは
晩年の作品でヨーロピアン・ジャズ・トリオとの競演盤であった。
ヨーロピアンジャズトリオ


名盤とはいえないかもしれないが大好きなアート・ペッパーが再起したあとに
競演したのが“オン・ザ・ロード”である。なかなか楽しめる一枚です。
on the road