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2008年09月19日

SATOのニューヨーク日記(3)

帰ってきて○ヶ月経ってしまった。もっと早く書くつもりがあっという間に時間が過ぎてしまった。
YujiさんはNYで速報版でブログを書いているのに(yuji.jp
何という体たらく。だいたいこまかいことは忘れてしまった・・・。

6月27日
 朝一番、セントラルパークサウスのサラベスキッチンで朝食。
Yujiさん、フレンチトーストとオレンジジュース、私はコーヒー。
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 NYへ直行すると特に時差ボケがひどくて初日からお肉を食べるとお腹を壊しがちになる。
普段から朝食抜き、昼軽く、夜和食中心で小食を心がけている私としては、
NYへ来てアメリカ食を3食たべると必ずやられてしまう。ここは我慢のしどころ。
Yujiさんは時差ぼけないみたいで朝からむしゃむしゃ食べている。

 Yujiさんは朝一でNY高島屋へご挨拶。お昼はSOHOへ。
Zoaという店でピザとサラダをいただく。
NYのビールも流行があるみたいで、ちょっと前はヨーロッパのプレミアムビールを飲むのが
高級レストランでは普通だったのだが、
今はNY付近のマイクロブリューワリーで醸造したドラフトが流行らしい。
日本でも地ビールブームがあったが地ビールは雑味分があって、
私は大手ビール会社のプレミアムの方がおいしいので地ビールは敬遠していたが、
そのうちに下火になったようだ。
NYでもいろいろ試したが、やはり雑味分が多いものがあって感心するものは少なかった。
中ではブルックリン・ピルスナーがおいしかった。
beer1.jpg

beer2.jpg
(ビールのサーバ各種)

【Gramercy Tavern】
 YujiさんはNYまで来てフレンチやイタリアンを食べるのは馬鹿だと考えている。
(Yujiさんは料理もアメリカが一番である)
もちろん日本食などもってのほかである。

アメリカン料理でザガットで最高の評価を得ているのがグラマシー・タバーンである。
ちなみにニューヨーク・タイムズの評価は上から二番目のランク、ミシュランNYは一つ星である。
超繁盛店で有名、なんと携帯に予約の確認がかかってきた。
YujiさんはNYではここで食べるのが一番だと思っているので
付き人である私が論評する立場にはない。
以前に訪れたル・ベルナルダンやダニエルと比較してはならない・・・。

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(Grammaercy Tavern外観)

雰囲気は重厚な感じで、どことなくLAのローリーズに似ていなくもない。
もちろん料理もおいしくないはずがなく、
アメリカ人の考える最高のアメリカンとは何ぞやが分かっておもしろかった。
味は伝統を重視する立場のようだ。

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gramaercy_tavern6.jpg

【Bird Land】
NYでJazzを聞くと言えば真っ先に思い浮かべるのはビレッジ・バンガードだろう。
今回も行こうと思ったのだが出演者がいまいちでやめた。

 Bird Landは以前、秋吉敏子のビッグバンドが毎月曜日にレギュラー出演していた店で、
何度か行ったことがある。
今回はKurt Ellingという男性歌手が出演するというのでいってみることにした。

NYのジャズクラブはたいがい食事をしながら聞くテーブル席(要予約)と
バーカウンター(先着順)に分かれている。
ゆったり聞きたいならテーブル席だろう。ただあまり食事がおいしかったことはない。
今回は予約なしで行ったらテーブルは満席だった。
カウンターは空いていた。グラマシー・タバーンで食事をしてきたのでちょうどよかった。
birdland2.jpg

birdland1.jpg

さて、Kurt Ellingだが、不勉強で初めて聞く。
渋めの中年白人男性、上手い。情感が出ている。
しゃべりも上手く(といっても何を言っているのかはほとんど分からないが
アメリカ人は大いに楽しんでいるようだ)、
バックのピアノ・トリオも上手いししゃれている。
birdland3.jpg
(Kurt Elling)

早速店でCDを買って帰って聞いてみた。かなり実力のあるJazz系エンターテナーと聞いた。
この店は普段もアメリカで今そこそこ人気のあるJazz系の出演者が多いようだ。
ビレッジ・バンガードのように日本人の考えるコテコテのJazzの店ではないようだが、
NYへ行くJazzファンはチェックした方がよい。
スイング・ジャーナルに翌月のNYのクラブ状況が出るので参考になる。

【番外:リコーGR DEGITALⅡ】
このブログ掲載の写真は原則大昔に買ったSONYのT1で撮っている。
今回も何の疑いもなくT1をNYに持っていった。リンペロで料理の写真を撮った。
薄暗い照明の中なので当然フラッシュは自動発光となる。やはりてかりが出る。
ノーフラッシュでは全く無理。それが当たり前と思っていた。
そんな中、YujiさんはGRで、ノーフラッシュで美しい写真をものにしていた。
今回使用の写真は料理の写真は100%Yujiさんが撮った写真です。腕もいいんだ。

もともとフィルムの時代からGRはコンパクトカメラでは優れたカメラとして定評があった。
僕は対抗機種のコンタックス派なのでGRは持っていない。
水中写真は今でもフィルムだしデジタルは写ればいいやと思っていたが、
GRDⅡの描写力を見て価値観が変わった。
ちょっと前に必要があってキャノンの40Dを買って
デジカメの実力がフィルムに肉薄しているのは分かっていたのだが、
それにしてもリコーGRは素晴らしい。日本に帰ってすぐに買いました。
RikohGR.jpg


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